※ネタバレ注意 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム感想
こんにちは!
先日スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム観てきました!
とても素晴らしい作品でした!
せっかくなので感想を投稿します。
※ネタバレ注意です!
まず個人的に一番興奮したのが、デアデビルの登場ですね!
出番は一瞬でしたが、またチャーリーコックスのデアデビルを観れたのが一番嬉しかったですね。
もちろんデアデビルの他にも過去のスパイダーマン作品のヴィランや歴代スパイダーマンが登場したのは非常に熱かった!
特にトビーマグワイアの三部作は当時リアルタイムで熱中しながら観ていたので、感慨深かったです。
今回は上記で述べたように歴代スパイダーマン登場によるオールスター映画的な要素が強かったですが、個人的にはオールスター要素よりもストーリー構成の素晴らしさに1番感動しました。
今作は正に”大いなる力には大いなる責任が伴う”が大きなメインテーマだったと強く感じました。
今作ではトムホランド演じるピーターパーカーは多くの物を失います。
MCUシリーズのスパイダーマンはコメディ色が強く楽しい内容だったので、今作も同様の物を想像して鑑賞しました。
しかし今作はかなりシビアの内容だった為、事前に心構えをしていなかったこともあり、かなりショッキングでした。
私はマブラヴや寄生獣、カオスチャイルドといった鬱要素の強いシビアな作品が好みなので耐性はかなりあると思っていたのですが、心構えなしでくると中々キツイ。
久しぶりに創作作品でメンタルにきました。
楽しい内容だった過去2作はもう観れないですね。
では今作何故ピーターは多くの物を失ったかというと、スパイダーマンという大いなる力の代償だと考えてます。
前作と前々作では只の高校生という事もあり、スパイダーマンの力の代償を特に考えずに楽しみながら使用していたように感じます。
その代償を今作で支払ったのだと考えられます。
ミステリオによって正体をバラされてしまいピーター自身だけではなく、親友と恋人も普通の人生を送れなくなりました。
その為ピーターはストレンジに過去をなかった事にするようお願いします。
まずこれが間違いですね、本来過去に起きてしまった事を無くす事などできません。
ピーターはヒーローという認識が甘く、大いなる責任も持っていなかった為、代償を受け入れられませんでした。
ヒーローの代償である、普通の人生を送る事が出来なくなるという事を受け入れ、過去を変えようとするのではなく、前に進むべきだった。
受け入れる事ができないならそもそもヒーローはやらないほうがいいという事になります。
結果現実を受け入れず過去に囚われてしまい、過去改変を行おうとした為、別のバースのヴィランを呼び出してしまい、メイおばさんも失ってしまいました。
しかし、メイおばさんを目の前で失った事と、歴代スパイダーマンの教えもありピーターは”大いなる力には大いなる責任が伴う”というヒーローの代償を理解し、受け入れ自分が行動した事により生じた事柄の責任を取るために、ピーターパーカーの記憶を消すという行動にでました。
結果世界は救われましたがピーターは孤独になってしまいました…
今作でピーターは”大いなる力には大いなる責任が伴う”という事を真に理解し、本当の意味でヒーローになったのだと思います。
そう思うとラストのスイングシーンはとても感慨深い。
今思うとオールスター要素はともかく、今作のラストシーンは前作や前々作時点である程度考えられていたのではないと思いました。
前々と前々作が明るい内容だったのも今作に繋げる為に意図的にそうしていたのかもしれません…
以上長文となりましたが、感想を終えます!
総括するとMCUスパイダーマンの3部作は少年から大人への成長がテーマだったのではないかと思います。
個人的に新劇場版エヴァンゲリオンのテーマ性に近いと感じました。
他にも書きたい事は沢山あるけど、一旦これで終えます。
ありがとうございました!
自分自身で体験するという事について
こんにちは!
2回目の投稿になります。
前回ブログを始めた日に、そのまま勢いで短編小説を書いて、小説投稿サイトに投稿しました。
その場の勢いで書いた事もあり、薄っぺらい内容で恥ずかしかったので投稿した後、一切投稿サイトを見ていなかったんですが、先程ログインしたら、なんと応援コメントが1件届いておりました!
作品の考察コメントだったのですが、全然自分が考えていない内容まで考察していて非常に興味深いコメントでした。
そのコメントを読んで思ったのが、やっぱり物語というのは人によってそれぞれ受け取るものが違う、つまり受け取った一人一人に異なる物語があるのだと改めて感じました。
理屈としては理解しておりましたが、やっぱり自分自身で体験すると実感がかなりわきました。
何が言いたいかと言うと、
やっぱりとにかく行動する事が大事という事。
自分のような能力のない人間はとにかく行動して、その時感じた事、気がついた事一つ一つをしっかりかみしめていく事が大事なのだと改めて感じた出来事でした。